タレントプールとは?中長期の人材確保に必須
御社では過去に選考した人たちをどうしてますか?
外国ではスタンダードの採用手法の一つ。タレントプール を知って採用を加速させましょう。というのも実際、中長期的に見た場合の将来人材確保においてダイレクトリクルーティング×タレントプールがもっとも効率的でコストも抑えられ、かつエンゲージメントを育成している状態での採用が実現できるためです。
採用担当のみなさまはタレントプールという言葉をご存知でしょうか。
タレントプールとは『自社の採用候補者となり得る“優秀人材のデータベース”』を意味します。
具体的には
「採用をしたい人材であったが、内定を辞退されてしまった」
「すぐにでも働いてもらいたい人材だが、他社で働いている」
「とてもいい人材で内定を出したいが、社内に空いているポジションがない」
など、今回は不採用となったけれど、惜しい人材っていますよね。タレントプールとは、そういった優秀な人材とのつながりを継続させ、データベースにプールしておくことを指します。
タレントプールを使って採用活動を進めていけば、効率的に人材採用を進めることができます。そこで今回は、タレントプールの活用メリットと導入の流れについて、ご紹介します!
▶️タレントプール 運用の実態についてはこちらの記事をお読みください。
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目 次
タレントプール構築のメリット
効率的に採用ができる
転職市場には、たくさんの人で溢れています。
人を採用するという以前の問題として、その大群から、必要と思う人材を見つけるだけでもかなりの労力を要します。
毎回採用を試みるたびに、人材を見つける作業をしなくてもいいようにしたいですよね。
そこで活躍するのが「タレントプール」です。タレントプールは、人材採用の候補者リスト的な存在です。
では、ここで1つ質問です。
A社とB社があります。
A社は、自社のタレントプールにいる100人へ再度アプローチ
B社は、転職市場にいる10000人にアプローチ
どちらが効率よく、より良い人材を採用できるでしょうか?
言うまでもなく、A会社ですね。
タレントプールであれば、ある程度絞り込んだ候補者の中からの採用活動になるので、効率的に進めることができます。
採用コストの削減
人手不足になるたびに、求人広告で募集をかけたり、エージェントに紹介をお願いするという従来の採用手法を用いると、その都度コストが発生します。
タレントプールが構築されていれば、そのデータベースから登録してある人材を探せます。
採用コストは、タレントプール構築中の際に要した分だけです。
再度、求人広告や転職エージェントなどの紹介料といった大きなコストがかかってしまうという心配はいりません。
その時は採用に至らなかった人材を、タイミングに合わせて再度アプローチすれば、過去にかけた採用コスト分を再度活かすことができます。
採用コストが消費的にならず、資産的に積み上げることができるのが、タレントプールのよいところです。
急に人材が必要だという状況になっても、コスト面を再度検討する労力も必要なくなります。
採用の質がアップする
タレントプール内の人材は、自社が継続的なアプローチを行っている人材です。
企業と候補者間の関係が、従来の採用と比べると濃いつながりになります。
お互いに信頼関係が構築されているので、採用、入社へのステップがスムーズに踏めることが期待できます。
特に、じっくりと候補者を選定したいポジションがある場合は、かなり効果的です。
タレントプール導入から活用の流れ
タレントプールを活用して、採用に繋げるための3STEP。
欲しいと思う人材にアプローチをするための発信活動
過去に求人応募のあった人材で、採用したいと思った人材への再コンタクトはもちろんですが、会社側から合いそうな人材とつながりを求める努力も必要です。
ソーシャルメディアには、求人市場以外の人材がいるので、候補者の幅を広げるためにも、積極的にアプローチをしていきましょう。
LINEでグループを作成したり、Twitterで自社の取り組みや活動内容を知ってもらったり、Linkedin経由でダイレクトメッセージを送るなどを進め、認知してもらいやすい環境を整えていきましょう。
SNSは多くの人が使っているので、ここを駆使しない手はありません。
またWantedlyやTalentCloudといったものを利用したり、イベントや勉強会・交流会を通じて、候補者とつながることも可能です。
会社側から、積極的に多くの人に知ってもらえる発信活動や機会をつくりましょう。
採用候補者のデータベース化をする
自社に必要だと思う人材を見つけたら、そういった人材をデータで残しておきましょう。
STEP①のようにアプローチした人材はもちろんですが、タイミングが悪くて採用できなかった優秀な候補者もここで管理しておきましょう。
今後タレントプールを構築して積極的に採用活動を進めていきたいという企業は、採用管理システムの活用をおすすめします。
安価に利用できるものも多く、スムーズに人材データベースの管理が行えます。
採用管理業務をより効率的にしていきたいのであれば、1度検討してみてはいかがでしょうか?
定期的にコミュニケーションをとる
採用したいと思える人材をとつながり、データベース化ができた!と満足して終わってしまってはいけません。
タレントプールで最も重要なのは、企業イメージ維持と信頼構築です。
STEP①、STEP②を踏んで、その後のコミュニケーションがなくなってしまうと、採用候補者は、あなたの企業を忘れてしまいます。一度関わることができたとしても、単発の関わりでは信頼を得ることはできません。
その後の関わりがないと、タレントプールを構築できたとしても、人材を採用したいと思ったタイミングで、採用できる可能性が低くなってしまいます。
つながることのできた人材と、コミュニケーションを定期的にとるようにしましょう。
自社の魅力や記憶を人材に残しておくというのがポイントです。
時期をみて求人案内を送ったり、候補者のキャリア状況を確認してみましょう。
特に欲しいと思う特別な人材に関しては、「タイミングさえあえばいつでも入社を歓迎しますよ!」といった積極的なアピールをしていきましょう。
さいごに
今回はタレントプールの活用メリット、導入の流れについてご紹介しました!
以下は他社の取り組み状況をデータで紹介、参考にして競合に負けない採用成功させましょう。
▶️タレントプール 運用の実態
タレントプールは、企業にとって逃したくない人材と、定期的にコンタクトを取り、関係性を維持することが大切になります。
そして、企業と人材の双方が必要だと思うタイミングで、採用を実施します。
SNSに情報投稿したり、関心を引くためのイベントを行ったり、メルマガで自社の取り組みを発信したりと、双方の関係を維持する努力を怠らないようにしましょう。
そういった積み重ねで、自社の採用をより良いものにしていきましょう。
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