【内定者フォロー】入社前にやる気を下げない、フォローは辞退回避に効果大
何故ウチは辞退が多いんだと感じたら即座に取り組みを。
内定通知後のフォローが意外と重要だったりします。
神は細部に宿るが如く、ほんの些細な取り組みの違いで結果を大きく左右することも多々あります。
売り手市場が続く中、いくつかの企業から内定をもらう学生が増えています。
つまり、学生は内定をもらった企業の中から1社を選び、いくつかの企業を内定辞退することになりますね。
学生から選ばれる企業になるためには内定者フォローがとても重要になります。
そこで今回は、内定者フォローに効果的なアクションや事例についてご紹介します。
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目 次
内定辞退を防ぐために取るべき行動とは
この企業に入りたい!という志望度を高める
内定辞退の大きな理由は、企業に対する志望動機が弱いことです。
いくつも内定をもらったら、その中で一番行きたいと思う会社に行きますよね?
そう思ってもらうためには、学生にとって魅力的!だと思ってもらえる企業であることが大切になります。
面接の練習のために、選考を受けている学生も、もしかしたら紛れ込んでいるかもしれません。
面接を受けた理由は何であれ、最終的にこの会社に入りたい!と他社以上に思ってもらえるようにプレゼンテーションできたら、内定辞退を防げます。
・入社したらどんなメリットがあるのか?
・どんなキャリアが積めるのか?
・どんな人が働いているのか?
学生の志望度を高めるために、会社の良さや入社後のイメージができるような情報を伝えておきましょう。
入社していっしょに働きたい!と感じてもらえることが重要です。
どんな働き方をしているかを発信している「先輩ブログ」や、企業がどんな活動をしているのか?が分かる「社内報」などを公開すれば、将来自分がどんな働き方をするをイメージしやすくなり、安心感を持てるでしょう。
リンクやデータをPDFにして、内定者に配信することも有効的です。
こまめに連絡をとり、心をつかむ
内定通知をした後、定期的に学生とコミュニケーションをとっていますか?
新卒採用は中途採用とは違い、内定通知から入社するまでの期間が長いです。
また、内定通知後も他の企業の選考を受けている可能性もあります。
この会社に入りたい!という気持ちを忘れさせないために、内定通知後のコミュニケーションは必須です。
内定通知後のコミュニケーションを積極的にとることで、内定者は親身になってくれる良い企業と認識してくれるからです。
例えば、内定者と先輩社員との懇親会を開催したり、内定者用の課題のコメントやフィードバックを丁寧にするなど、コミュニケーションをとる機会を意識的につくることもできます。
ここまでで、内定辞退を防ぐためのポイントについてお話をさせていただきました。内定後のフォローの手厚さが、内定辞退を防ぐためのポイントであることがお分かりいただけたかと思います。
次に、内定者フォローでは、どんなアクションをしていけばいいのか?についてお話させていただきます。
内定者へのフォロー事例5選
①座談会を実施
若手社員からベテラン社員まで、幅広いポジションにいる人と話をする場を設けてみましょう。
内定者と社員がコミュニケーションをとる機会を与えることで、自社へのラブ度が高まります。
会社案内やパンフレットといった文字ベースの情報よりも、実際にいっしょに働く社員から、職場の雰囲気を聞いたほうが、入社後のイメージが伝わりやすくなりますからね。
座談会はそういったリアルなコミュニケーションがとれるという良い面もありますが、注意が必要な場面もあります。
「先輩の態度が悪かった。」
「職場の雰囲気が自分とは合わなさそうだった」
などよくない印象を与えてしまう可能性もあります。
企業側が積極的にコミュニケーションをとるように働きかけ、内定者が楽しめる雰囲気のある座談会になるように、しっかりと準備をしておきましょう。
②内定者だけの懇談会を開催
内定者にとって同期というのは特別な存在です。
年も近く、同じスタートラインに立って入社後に仕事をする仲間になりますからね。
そのため、同期と仲良くできるのか?と不安を感じています。
不安を解消してもらうためにも、内定者同士でコミュニケーションをとれる場所をセッティングし、心の距離を縮めてもらいましょう。
同年代だからこそ理解できる不安や期待を共有し、仲間意識が高まることで、内定辞退を防ぐことにもつながるのではないでしょうか。
③定期的な個別面談
社員との座談会や内定者の懇親会といった大人数でのコミュニケーションの場を与えるだけでなく、内定者ひとりひとりともコミュニケーションがとれる機会をつくりましょう。
人見知りをする学生や、大人数の場では誰かが話しているのを聞くだけだった。
という内定者もいるので、個人面談などで内定者ひとりひとりと向き合う時間を設けてみましょう。
また、面談も1回だけではなく、定期的に実施することをおすすめします。
内定後から入社までの期間が長いですし、聞きたい内容も時間が経つにつれて変わっていくからです。
定期的なコミュニケーションをとることで親近感を与えられますし、入社意欲も留められます。
ただし、あまり頻繁にしすぎると内定者が負担に感じてしまう可能性もあるので注意が必要です。
④内定者向けに研修をする
内定者の不安を和らげるために、内定者を集めて研修をおこなうのも有効です。
ただし、研修内容はレベルの高すぎないものがおすすめです。
研修内容があまりにもハードすぎると、内定者にストレスを与えてしまい、かえって気持ちが離れてしまう可能性もあります。
ここでは、内定者同士が仲良くなれるきっかけづくりを目的にして、楽しくコミュニケーションをとれるようなワークを取り入れてみましょう。
スキルを身につけたり、経験を積んだりすることは、入社後でもできます。
まずはいっしょに働く仲間と打ち解けあい、仕事へのモチベーションを高められるような活動をしてもらいましょう。
⑤社内のイベントに参加してもらう
社内イベントは開催していますか?そういったイベントに内定者にも参加してもらうことで、既存社員とのコミュニケーションもとれますし、自分自身が会社の一員になったような感じがして、入社前の不安解消が期待できます。
座談会でもコミュニケーションはとれますが、社内イベントのほうが無理してコミュニケーションをとる必要がないので、リラックスした気分で参加できて会話も弾みますよね。
社内イベントがない場合は、スポーツ大会や日帰りバスツアーなど、楽しみやすいイベントを企画して、内定者を招待するというのもいいかもしれません。
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